“me&food”では、薬膳の考え方に基づいて、食材や料理の効能をお伝えしていきます。薬膳は食材そのものの栄養効果だけでなく、食べる人の体質や体調、季節などに合わせて、総合的に食材選びをするので、日々の食事を考える際の手助けや、お子さんとの食育的な会話にネタにもなるかな、と思います!
ちなみにサクッと豆知識ですが、日本には”医食同源”という言葉があります。これは、中国の”薬食同源”を基に生まれた言葉で、食材には全て効能がある、という考え方です。自分の今の状態にあった食事で健康を維持することが”食養生”、症状改善することが”薬膳”です。英語でも、”You Are What You Eat”という言葉がありますね。
まあ色々な知識はありますが、それをガッチガチにすると疲れて、”食べるって楽しい!”という大切な気持ちを忘れて、逆にストレスになり身体に良くありません。ふと思いついたときに、「あ、今日はこんな感じだからこれを付け足そう!」とか「今日はこんな感じだからこれやめとこう!」とか、「これを食べるなんて、私意識高いじゃん♪」みたいな、ゆるーい感じで、食べて気分を高められる程度でいいと思っています。
ただ今後の投稿で、薬膳ワードが出てわからなかった時に戻って来られる場所として、下に基本的な考え方を載せておきますね。覚えなくって全然OK!
陰と陽
「全てのものは相反する2つの性質を持っている」という考え方。バランスを取ることで健康◎
気・血・水
体を作る3つの要素。こちらも足りないものは補ったりして、バランスを取ることが大切
五臓
体の機能を系統的に捉えたもの。
呼吸や食べ物から、上記の気・血・水を作り、五臓で巡らせる。
五味
食材の味を5種類に分類したもの。
味覚だけでなく、心身に働きかける作用も分類になっていて、上記の五臓と深く関係している。
五性
体を温めるのか冷やすのかの性質で、食材を5つに分類したもの。
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